古典臨書研究をベースとして、現代書への展開。漢字、仮名、詩文書、少字・墨象等多彩な書の勉強が可能です。学生部もあります。

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筆塚相撲競書大会課題

筆塚相撲競書大会課題臨書と筆順動画①争坐位稿②鄭羲下碑③④神龍半印本蘭亭序。尾形澄神

「至」④「類」の偏、「盛」、「騁」の筆順動画

鄭羲下碑臨書動画「伊昔恒武/令和二年鄭羲下碑を臨す/澄神」高校書道科教材(全頁カラー、三冊1500円)に載っている部分を書いた(その頁を写真に撮った)。ゆっくり書き過ぎて「昔」と「武」は録画時間オーバーで動画添付できず。鄭道昭の書は極力ゆっくり、ゆったりした気分で書きたい。筆触を噛み締めながら運筆したい。※鄭羲下碑は運筆に円勢の意があるものの骨格は造像記と同じ「方筆」である。法帖とにらめっこし、実際に臨書してみれば「円筆ではない」ことに気づく。筆は西川玉林堂「白雪」2020年6月2日未明。尾形澄神

臨・争坐位稿動画「僕射定襄郡」書道の古典三冊組には「争座位稿」となっているが「坐」が一般的。※書道の古典三冊組には見開き二頁にまたがって掲載されている古典があるが、左頁の釈文頭に「…」とあるものは部分省略を意味し、右頁と左頁は繋がっていないから要注意

「郭公閤下蓋太上/臨争坐位稿澄神」「蓋」は真ん中が「王」の場合は上部は「点二つ」になる。翠柳が草冠のように書いているため、書人会の多くがこの字を間違って書く。天来書院のテキストシリーズの解説も間違い。テキストシリーズに間違いが多いことは天来書院の代表比田井和子氏(天来翁のお孫さん)も認めている。天来書院から新たに「書の古典シリーズ」が発刊されており、こちらは書家が監修しているから信用度はテキストシリーズよりは高い。筆は西川玉林堂「小雪」白雪よりも若干太く腰が強い。2020年6月3日5時40分、尾形澄神

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