古典臨書研究をベースとして、現代書への展開。漢字、仮名、詩文書、少字・墨象等多彩な書の勉強が可能です。学生部もあります。

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2021.11月競書課題

漢字規定「良寛 漢詩 無壁展転」
今回用いた筆は西川さんの「長鋒かな書」。筆の持つ位置は10月号に写真を載せた通りなるべく上のほうがよい。そのほうが筆鋒が活躍しやすいです。落款も同じ筆で書くことが上達の秘訣

研究部 敦煌木簡
4月号29頁を書きました。「秋」の「のぎへん」の縦画は二画目横画から頭が出る。4月号では出ないように書きましたが、出たほうがよいと思います。ただ、出なくても間違いではないです。筆は西川さんの「長鋒かな書」。武威や居延、楼蘭など敦煌以外の木簡を書くと課題違反になるのでご注意ください。趙の最初のほうは失敗してカメラから外れてしまいました。一人で書きながら一人で携帯電話を動かしているので、こういうミスも我慢してください。最後の動画「落款」が一番大事です。

大字かな節臨
筆は西川さんの「長鋒かな書」良寛も大字かな節臨も、鋒先を吊り上げて運筆することが肝要です。翠柳先生はこの用筆を「バレリーナがトゥーシューズで爪先立ちするごとく」と例えました。落款も同じ筆で書きましょう。

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